全国綿花栽培調査について
綿の木を、1本でも栽培されてます方は
ぜひご協力をお願いいたします。
近年、綿の栽培や国産綿花に対する関心が高まりつつあることを感じる一方で、農業従事者の高齢化に伴い、これまでの耕作地が加速度的に遊休地化していく様子を目の当たりにしています。
現在、国産綿花の栽培規模は拡大しているのか、減少しているのか。実態は不明です。
農林水産省による農産物統計/作況調査においては、「わた」は昭和40年(1965)を最後に対象項目から姿を消しました。その後、国による全国調査は行われていません。
農林水産省・電子化図書一覧公開システム | 農林省統計表 第42次 昭和40~41年 *当該頁は、121/581
全国コットンサミット実行委員会本部事務局は、2012年(平成24)に綿花栽培の現況把握につとめ主な作付け団体等を対象にアンケートを実施、また2018年(平成30)には雑誌『季刊 地域』(農文協刊)が特集記事をまとめるにあたって同様のアンケートを実施し、その集計結果が『地域資源を活かす生活工芸双書 棉』(2019 農文協刊)にまとめられています。
今回の調査はそれ以来となり、約60年ぶりの全国調査となります。
*公益財団法人日本特産農産物協会による『地域特産作物(工芸作物、薬用作物及び和紙原料等)に関する資料-令和5年産-』(令和7年3月)が公開されています。その中で工芸作物として「陸地綿」と「アジア綿」が取り上げられ、栽培面積や収穫量等が報告されています。ただし、「特記事項」において「 本調査は、都道府県を通じて協力依頼し、回答のあったものを取りまとめたものである。」と記されている通り、全国調査に基づくものではありません。
『地域特産作物(工芸作物、薬用作物及び和紙原料等)に関する資料-令和5年産-』(令和7年3月) *当該頁は、1-2
なお、今回も栽培規模の調査が主な目的ではありますが、同時に綿への関心の広まり、課題、栽培地の範囲についても焦点を当てています。ベランダに置いた鉢で1本だけという方も、プランターで2本だけ、庭で数本だけ、という方もぜひこぞってご協力を賜りますようお願いいたします。
回答につきましては、全項目でなくても可能な範囲で結構です。
ただし、連絡先が未記入の場合は、統計には含まれません。ご了承ください
問い合わせ先
〒632-8555 奈良県天理市川原城町605番地
天理市役所 農林課内
全国コットンサミット天理実行委員会
なお、データの入力回答ではなく、「綿花栽培概況調査用紙」そのものをご希望の方は、上記までお問い合わせください。調査用紙と返送用封筒をお送りさせていただきます。
※この調査は今後の綿花栽培発展に資すことを目的とし、得られたデータは全国コットンサミット実行委員会本部事務局と共有し、天理実行委員会にて管理します。
また、綿花栽培や加工、販売に取り組む機関、会社、団体様等につきまして一覧できる資料の作成に取り組んでおります。おもにWEB検索で収集した情報に基づき、公開についてご理解をいただくべく直接連絡を差し上げるように努め、順次アップしてまいります。ただしサイトによっては連絡先が明示されていない場合があり、すでに実在しない可能性もあります。あるいは連絡を差し上げてもご返答がいただけないこともあり、その場合はその旨を注記の上で、公開されているWEBサイトを掲載させていただきます。ご了承ください。
掲載ご希望、あるいは削除ご希望等につきましては、「お問合せ」フォームからお願いいたします。
綿花栽培の普及には欠かすことのできない、下記の情報提供にご協力をお願いいたします。
情報提供欄は、アンケート最下段に設けています。
A:ジンニング(綿繰り)をさせていただける所(してもらえる所)。できれば料金等も含めて。
B:綿打ち(製綿)をしていただける所(化学繊維や、他者の綿が混入しないよう適切な配慮をしていただける所)。できれば料金等も含めて。
C:製糸をお願いできる所(紡績会社の場合は受付最小ロットを、繰り綿のkg数でお示しください)。できれば料金等も含めて。
D:収穫綿花いわゆる実綿(種が着いたまま)を買い取ってくださる所。できれば1kgあたりの単価も含めて。
全国綿花栽培概況調査2025 アンケートフォーム
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