開催概要
大会議室等の会場にて
展示・販売されるみなさんをご紹介いたします。
目下、出展者募集中です。出展ご希望の方は、「参加申込」からお願いいたします。
※掲載順不同
bolly木工房
bolly木工房の綿繰り機と糸紡ぎ機は、木の温もりと職人の技が融合した、手仕事を愛する方にぴったりの道具です。コンパクトで実用的、一つひとつ丁寧に仕上げられた木工機は、シンプルなデザインでインテリアとしても美しく映えます。綿仕事を始めたばかりの初心者から、経験豊富なベテランまで、幅広い方にご利用いただけます。
綿繰り機は綿から種をやさしく取り除き、糸紡ぎ機はなめらかな糸を紡ぐ工程をスムーズにサポートします。素材には上質なウォールナットを使用しており、耐久性と美しさを兼ね備え、長く愛用していただけます。糸づくりそのものを楽しみたい方にとって、bolly木工房の道具は“つくるよろこび”を再発見させてくれることでしょう。
ぜひ実際に手に取り、木のぬくもりとやさしい動きを体感してみてください。
・当日は実演もあり。購入可能です。
・出展者 岡山県赤磐市 bolly木工房(内堀正人)





KARAKURI ONE
ガラ紡機は日本人の臥雲辰致によって明治6年(一説に明治4年)に開発され、以後、浮き沈みはあったものの我が国の繊維産業を支えてきました。しかし、欧米の高速紡績機に席巻されて廃れて、現在ではガラ紡糸を製造販売しているのは1社程度になってしまいました。しかし、ガラ紡糸の風合いが良く、和布として最近見直されているようです。
ガラ紡機は比較的簡単な構造ですが、現在、販売されているガラ紡機は綿筒数が6連と少し大きめで価格も安価というわけではないようです。そこで、卓上で綿から糸を紡ぐ様子を目の前で見られる低価格の卓上型モデルを開発し、販売をしています。
その特徴は以下の通りです。
①綿筒の回転と糸巻きボビンの回転速度を連続的に調整可能
②撚り方向(S撚り、Z撚り)をスイッチで切り替え
③綿筒は透明なアクリル製のため、綿紡ぎの様子を観察可能
・当日はMYガラ紡機Ⅱによる糸紡ぎの実演あり。会場特価で購入予約可能です。
・出展者 東京都府中市 KARAKURI ONE(梅田倫弘)


青垣和棉の会(丹波布技術保存会後援)
国指定選択無形文化財の「丹波布」は、兵庫県丹波市青垣町発祥の木綿の布で、手紡ぎ、草木染め、手織り、絹のつまみ糸を緯糸に混ぜる、という四原則で作られています。そのもととなる綿を地元で育て、紡ぎ、丹波布を織りたい、という願いから2009年に「青垣和棉の会」が発足し、廃校になった小学校の教室を活動拠点にしています。現在会員35名、うち丹波布織り手は17名。地元自治会の協力もあり、それぞれの畑で和棉を栽培し、収穫集荷。綿繰りには高齢者施設や社会復帰のための作業所にもお願いし、綿打ちに出しています。
和綿は紡ぎやすく、草木染めにすると濁りのない発色をしてくれます。織りあげた丹波布はとても柔らかい風合いになります。
私たちの活動と丹波布の魅力を多くの人に知ってもらいたいと思い、今回出展します。素朴でおおらかで美しい丹波布をぜひ愛でてくださいますよう、お願いいたします。
・当日は会員による作品の解説あり。
・出展者 兵庫県丹波市 青垣和棉の会(道野初美)



